秋田県の森吉山や白神山地を背景に、自然の中で遊んだり学んだり。NPO法人 冒険の鍵クーンがご案内します。

クーン カーボンオフセットプログラム(K-COP) 活動報告

クーン カーボンオフセットプログラム(K-COP)
2015年 2月21日
「スノーシューで樹氷ウォッチング & 実のなる木の苗作り」 於:阿仁スキー場及び周辺(北秋田市)

冬山に聳える樹氷は、厳しい冬の寒さに耐える樹木の知恵でした。今は寒いけど、もうすぐ必ずやってくる春に備えて、実のなる木の苗も作りました。小学生13名の参加でした。

2015年 2月21日

午前

秋田駅に集合。バスで阿仁スキー場へ向かいました。この日は、1シーズンに数日あるかないかというほどの晴天でした。スキー場についたら、レストハウスで身支度を整え、さっそくゴンドラで山頂駅へ。冬の樹木を空中からのぞき見ることができました。山頂駅でスノーシューを履いたら、まず樹氷のできる仕組みについてレクチャー。過冷却水(ほんとは凍ってる温度なのに液体のままの水)を使った実験では歓声が上がりました。樹氷ができる仕組みが解ったところで、いよいよ樹氷平へ急な坂を上ります。緩やかな斜面ににょきにょき生えているような樹氷を巡り、寒風にさらされるより、氷をまとって冬を乗り切るアオモリトドマツを間近に見ることができました。とてもお天気が良かったので、樹氷平からさらに石森まで上がって、森吉山山頂方面にも広がる樹氷原を眺めることができました。その分、少しお昼を過ぎてしまいましたが、ゴンドラで下ってからバスで阿仁合公民館へ向かいました。

午後

阿仁合公民館でお弁当の昼食をみんなで食べて、今度は、森の動物達にもうれしい実のなる木、どんぐりの苗を作りました。まず、「"どんぐり" ってなんの木?」というクイズの答えを考えました。ブナも栗も、ナラもみんな "どんぐり" でした。その中で、地元で採れたミズナラとブナの実で、苗作りをしました。植木鉢には、それぞれ好きな絵を描いて、楽しげな鉢が完成。その鉢に底石がわりの厚紙を敷いてから、腐葉土と培養土を入れて、ミズナラとブナの実を植えました。芽は割とすぐ出てきますが、森に植え替えられるのは数年先・・・。それまで、大事に育てることを約束して帰りのバスの乗りました。

※このプログラムは、「セブンイレブン記念財団」の助成事業です。

参加者の方へ
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