

ふるさとサマーキャンプ 活動報告
第10回 ふるさとサマーキャンプ 2014
2014年 8月3日~6日 於:県立奥森吉青少年野外活動基地 及び 周辺 (北秋田市)
おかげさまで10回目の節目を迎えることができた今年は、"キャンプの参観日" も兼ねて、8月3日には保護者の方にもご参加いただき、大BBQパーティを開催しました。
相次いだ豪雨の影響でキャンプ地に大型バスが入れなくなったり(マイクロバスは可)、カヌー予定地だった太平湖方面が通行止めになったりはしましたが、無事に4日間のキャンプを終えました。
2014年 8月3日
午前 <究極のBBQ! クッキング & パーティー>
キャンプとは思えない、豪勢で盛りだくさんなメニューを、"キャンプの参観日"に来てくださった保護者の皆さんも一緒に、みんなで作りました。
- ダッジオーブンで若鶏の丸焼き(クレイジーソルト味)
- B1グランプリ殿堂入り!富士宮ヤキソバ(本場直送!)
- BBQスペアリブ(全米No.1テリヤキソース、ヨシダのタレ味)
- 沖縄と秋田のコラボ!スパムおにぎり
- 新鮮野菜のゴロゴロ串焼き
- 炭火焼バームクーヘン
- フルーツパンチ
■午後① <高原の原っぱ遊び>
- ブナの森ミニガイドハイク
- 原っぱでとんぼ捕り
- 野生鳥獣センターでネイチャークラフト
午後② <テンティング~サイト作り>
居住用のテントを立てたり、食堂になるタープをみんなで設営しました。
夜
デリバリーの夕食後、予定より少し時間が遅くなってしまったので、虫取りの準備は残念ながら中止。管理棟でシャワーを浴びて、シュラフで眠りました。満天の星空でした。
2014年 8月4日
午前~午後 <ノロ川トレッキング>
デリバリーのバイキング朝食。
ノロ川渓谷~桃洞滝への往復8.4kmのトレッキング。距離は少々ありますが、その名の通り、流れがノロい川なので、アップダウンのほとんど無いコースです。野生鳥獣保護センターから、ブナの林の中を進みました。キツツキ類の食痕跡やクマの爪跡を見つけたりしました。
赤水渓谷への分岐の先からは、奥森吉の水系の特徴の一つであるナメ谷(一枚岩の岩盤を流れる渓谷)を歩いて行きました。
ほぼ予定通りに桃洞滝に到着。お弁当の昼食をとった後、一枚岩の川の中でじゃぶじゃぶ遊びました。
水着で思う存分川遊びを楽しみました。
8km強を歩ききり、少しお疲れではありましたが、ゴールの野生鳥獣保護センターの展示を見学。サイトへもどりました。
夜 <スターウォッチング>
夕食は、ふもとの森吉山荘さんのデリバリー。
キャンプ地は山間部ながら空が広く開けていて、晴れれば満天の星空が望める場所です。今夜は専門の先生をお招きしてスターウォッチングを楽しむ予定でしたが、濃い霧に覆われてしまい、残念ながら先生持参のスライドで星空のレクチャーを受けました。
管理棟でシャワーを浴びた後、昨日できなかった早朝虫取りのためのワナ作りをして近くの森に仕掛けました。その後、テントで就寝。
2014年 8月5日
午前~午後
<四季美湖カヌー体験~森吉ダム堤体内部探検~温泉入浴>
デリバリーのバイキング朝食。
例年、太平湖の奥へ出かけていましたが、今年は7/31の大雨で、太平湖へ向かう道路が崩れ通行できなくなったため、四季美湖でカヌー体験を行い、森吉ダム管理事務所のご協力でダムの堤体内部を探検しました。
この日は朝から雨が激しく振ったりピタッと止んだりの目まぐるしい天気。今年は、秋田杉で作られたカヌーも出艇。毎年参加してくれている慣れた子は一人乗りカヤックに乗り、雨の中全員元気に出発しました。水没して立ち枯れした木々の間を漕ぎ進んだり、かって集落があった場所の上などを通って行きました。風が強く、船のコントロールには少々てこずりましたが、無事帰還。森吉ダム広報館で濡れた服を着替えて、遅い昼食を取らせてもらう頃には晴れ間が出てきました。
その後、通常は入れない森吉ダム堤体の内部を管理事務所の方の案内で探検。ヘルメットを被り、地上部から60m下がるエレベーターでダムの底に到着。ヒンヤリとした空気の中、思いのほか広い空間で、様々な巨大な機器や配管が張り巡らされた、ちょっと別世界の体験でした。
カヌー遊びの帰りに温泉に立ち寄り、ゆっくり入浴。温まってさっぱりしました。
夜
デリバリーの夕食。
テント最後の夜を、おしゃべりなどで楽しみました。
2014年 8月6日
午前 <森吉山の野鳥・動物レクチャー>
環境省のアクティブレンジャーと一緒に早朝バードウォッチングの予定でしたが、激しい雨のため中止になりました。
朝食後、雨が降り続いていたため、屋外でレクチャーの予定でしたが、野生鳥獣センター館内へ変更。アクティブレンジャーが出すクイズの答えを館内の展示物の中から探し出したり、クマの冬眠穴に潜り込んでみたり、天然記念物クマゲラの声やドラミングを聞いたり、森吉山の野鳥や動物について学びました。
特に、野鳥の羽根の合理的で複雑な機能について、たくさんの実物標本をもとに見たり触れたりできました。
デリバリーの昼食。
午後
やはり雨のため、テント撤収はあきらめて各自の帰り支度の荷物整理だけ行いました。
まだ雨が降り続く中、バスに乗り込みそれぞれの解散場所へ向かいました。
※このプログラムは、「こどもゆめ基金」の助成事業です。
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