

あきた野生生物ジュニアレンジャー 活動報告
あきた野生生物ジュニアレンジャー「"スノーモンスター" 樹氷 & クマの冬眠ウォッチング」
2019年 2月17日 於:阿仁 くまくま園・阿仁スキー場
冬にしか見ることができない「樹氷」と「クマの冬眠」、どっちもウォッチング!
自然の不思議をいっぱい感じた1日でした。
2019年 2月17日
集合~樹氷ウォッチング
強風によるゴンドラのスローダウン運行が予想されたため、急遽集合時間を1時間繰り上げて四季美館に集合し、阿仁スキー場へ向かいました。ゴンドラは、やはり風により通常よりもスピードを落としての運行でした。ゴンドラ山頂駅はマイナス8℃で断続的に吹雪く天候。風が静まった時には眺望が開けることもありましたが、スノーシューを履いて樹氷平に登ると吹雪が止むことはほとんどありませんでした。そんな中でしたが、ウィンターキャンプの子供たちとも無事合流し、元気に日本三大樹氷のスノーモンスターを間近に鑑賞し、下りのゴンドラに乗りました。
移動~昼食
ゴンドラを降りて、バスに乗込み今度はくまくま園へ出発。くまくま園への道は大型バスが登れないため手前の打当温泉でいったん下車。用意していただいた昼食のカレーをいただきました。みんな食欲旺盛で、炊飯ジャーごとお替わりをお願いしました。
レクチャー~放飼場で雪遊び~冬眠ウォッチング
打当温泉からワゴン車に分乗して5分ほどでくまくま園に到着。最初に、園長さんからクマの冬眠についてお話しを聞きました。その後、無雪期はヒグマの運動場になっている放飼場で雪遊び。2重の頑丈な柵に囲まれた、ふだん絶対に入ることができない場所に入らせてもらい、ヒグマに負けないぐらい元気に遊びました。いよいよ2グループに分かれて順番に、クマの冬眠ウォッチング。くまくま園にはツキノワグマとヒグマがいますが、今年はツキノワグマの冬眠状況が安定しているとのことでツキノワグマの冬眠を飼育員さんと一緒に見せてもらいました。キャンプ中ずっと大騒ぎだった子供たちも、さすがにこの時ばかりはクマを起こさないように、静かにじっくり観察していました。
移動~解散
打当温泉に戻りバスに乗車し帰途につきました。途中、四季美館で秋田駅解散の子供たちと別れ、それぞれの解散場所へ向かいました。
青空とまではいきませんでしたが、厳冬期にしては"マシ"なお天気で、ゴンドラのスローダウン運行はありましたが、予定していたプログラムのほぼ全部を実施することができ、この時期だからこその自然の姿や不思議を体験できた1日でした。
あらためて、お子様を送り出してくださった保護者の皆様と運営を支えてくださった地域の皆様に心より感謝申し上げます。
※このプログラムは、セブンイレブン記念財団の助成を受けて実施しました。
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